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artmusicworksの日々


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4月30日、昨晩

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4月最後の夜、あるイベントに参加した。

それは、NHKの「熱中時間」でスタジオセットのデザイン画を担当しているミヤケンが、主宰したイベントです。


今年の11月から、彼はケニアに行く。


ケニアのキベラというスラムにある、マゴソスクールという貧困児童のための寺子屋スクールに行き、そこに絵を描くためだ。

既に2度目だという、

昨夜のイベントは、ケニア在住で、マゴソスクールを運営し、そこで起こった色々な事を発信している早川千晶さんのトークとカリンバ奏者の近藤ヒロミさんのライブ、

そのトーク&ライブの間にミヤケンが即興でペインティング!

まず、早川さんの話でビックリしたのは、

日本のテレビで伝えられるスラムの暮らしは、生死のギリギリで生きる、とても辛い映像が多いが、


勿論、それも事実だと思うが、

その厳しい生活の中から生まれる、少しのHappyな話。

彼女が写した子供達の笑顔、

やたら青い空の色と、原色の民族衣装、そして大きく見開いた瞳、

凄く希望に満ちていた、


確かに暗い現実もある、例えば、ストリートチルドレン達は、皆小さなビンを持っている、中にはシンナーが入っていて、ずうっと吸っている、

空腹や、今まで受けてきた虐待、とにかく嫌な事、現実から遠ざかる為に意識を飛ばすらしい。


家族がいない孤児達の学校がマゴソスクールだ。


そこで暮らす子供達から歌が生まれた。


まさに、生きるための歌。

自分を伝えるための歌。


強い!

そこには、希望と生命力がある、


そして、早川千晶さんが語るのは、彼らから、生きる意味を教えてもらった。


マゴソスクールを立ち上げた、ケニア人女性リリアン、このスクールに仲間入りする為に歌ったトニー、

虐待され、血だらけで声も出なかった子供も、一緒に歌っている。

彼らは、このスクールを立ち上げる為に、世界に伝えるために、この世の中に生まれて来たのかとも思えるほどだ。

気持ち良い春の夜長、

いっぱいCDを買いました。
せめてその希望の魂を色々な人に聞いてもらいたかったので…。


素晴らしいイベントでした。





AMW 黒田
by artmusicworks | 2010-05-01 22:00